俺TODAY.org
( ゚Д゚)ウマーな生き方を目指す。良い意味で
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
(2008/03/10)
海部 美知


あらかた読み終わり。良い本です。

タイトル見たとき、中身は「ガラパゴス携帯見てれば分かるだろ。国内だけ見てると、海外から見向きもされなくなって、オワタになるんだよ。外に目を向けなきゃ!」的なものかと思っていました。

実際には、各種の統計などを参考に、わりと淡々とパラダイス鎖国の現実を示している感じです。そのうえでパラダイス鎖国状態によって将来顕在化するであろう問題点を、3点挙げています。

・海外におけるジャパン・ブランドの衰退
・日本の社会の変化が遅く、現在の素早い変化に対応できなくなること
・「海外に対する自然なあこがれ」をやる気に結び付けられないこと

私としては、「変化に対応できない」というのが最大の問題だと思います。

日本は他国のお手本があるとき、それに対して「追いつき追い越せ」するのはうまい、と、よく言われます。それを支えたのが筆者さん言うところの「果てしなき生産性向上」です。その結果、2008年現在、日本は豊かさという指標ではトップクラスの国になっており、もはやお手本というか目指すべき目標がなくなってしまいました。

じゃあこの先どうしよう? 天然資源は少ないからカナダやオーストラリアのようにはなれないし、ヨーロッパの豊かな小国を真似るには規模がでかすぎる、これまでの「果てしなき生産性向上」路線は、もう限界、という状況で筆者さんは「シリコンバレー型試行錯誤方式」を挙げています。

シリコンバレーでベンチャー企業を興して成功するのは非常に難しいけど、たとえ失敗しても、それが許される。この「厳しいぬるま湯」な環境が、この地で数多の大企業が生まれるポイントなのですね。

日本で仕事をしている我々にとって、勤め先の会社が?だりして失業するのは、非常に深刻なことですが、シリコンバレーでは常に新しい会社が生まれているので、それほど困らないみたい。化学の平衡状態みたいなもんですね。平衡ってのは、正反対の化学変化が等量起きているため、見た目には変化がない状態のことです。(もう勉強したのは大昔のことなので、間違ってるかも ^^;)

こういう社会システムって、一朝一夕にはできないから、少しずつでもこういう仕組みが日本に根付くと良いなあ。

それにしても アスキー新書 、なぜノド側にページ数を振るかな。ものすごく検索性が劣るんですが (´∀` )


関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://oretoday.blog10.fc2.com/tb.php/21-2762ee5e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック