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ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか
ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか (ディスカヴァー携書)ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか (ディスカヴァー携書)
(2009/12/20)
青木 高夫



日本人はルールを守ることを美徳と考え、そのルールの範疇で「フェアプレイ」で戦うのを良しとします。一方で欧米人は、自分たちが不利と見ると、ルール自体を変えてきます。それを多くの日本人は「ずるい」と感じますが、

・なぜ、ずるいと感じるのか?
・本当にずるいのか?

といったあたりを考えさせてくれる本です。ずるいと感じる実例として、20世紀のスキージャンプのルール変更や、F1のターボエンジンの禁止などが取り上げられています。

ルールの変更をずるいと感じるのは、日本人がルールを与えられた絶対のものとみなしているから。そして本当にずるいのかどうかと言えば、実はそんなこともなくて、上述のスキージャンプやF1の例でも、1国、1チームの実力が突出してしまってつまらなくなることを防ぐためのものなんじゃねーの? と考察をしています。また、自分たちに有利になるようにルールを変えているように見えるけど、有利になるのは最初だけなんじゃね? ともあります。

確かに日本人は、ルールというのは偉い人が決めるもので、それを遵守することが大切と考え、自分たちでそのルールを変えようとは思わないですね。その点、欧米人は、自分たちが有利なようにルールを変更するというか、自分たちが得意なゲームを新たに作り出して、「YO! 今度はこちらで勝負しようぜ!」ってやるのがうまいなあと感じます。

俺にとって身近な分野であるところのIT市場での最近の実例が、Googleですね。ゲイシがWindowsでOS市場を制覇し、同時にアプリケーションベンダーもばっちり囲い込んでいる現状に対し、Chorme OSで勝負をかけてます。Chrome OSは、WindowsのようなOSではなく、ローカルマシン上にはWebブラウザーしかありません。「アプリケーション」はすべてWebアプリケーションとして準備し、雲(クラウド)の向こうで実行するわけです。そしてこのクラウドは、Googleが非常に強みを持っている領域です。ゲイシが圧倒的に強い土俵ではなく、自分たちが有利な新しい土俵を作り出しているというイメージですね。

内容の点でもとても興味深く読める本ですが、ビジネス書として非常に良く考えて作られており、読みやすく理解しやすい一冊です。たとえば、細かい点だけどうまいなあと思ったのは、理由を列挙したり、例を挙げる場合に、必ず個数が3つになってるところです。こういう場合は3個が良いっての、どっかで読んだことあります。ソース不明w




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書評ありがとうございます
著者です。ここまで読んで頂ければ、本にした甲斐がありますね。読者の方々がルールを考えるきっかけになればと思います。事例などを三つしたのは、まさにご指摘の通り、レトリックの定石に従った結果です。私も出所を知らないのですが、センセイから「とにかく、三つがいいんだ」と習いました。


2010/01/08(金) 20:24:13 | URL | Author #lzb1R8fY [ 編集 ]
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