俺TODAY.org
( ゚Д゚)ウマーな生き方を目指す。良い意味で
Xeon 7500 Nehalem-EXが出たけど、代わりにItaniumオワタ
これまではNehalem-EXってコードネームで呼ばれていた、インテルの4ソケット以上の鯖用CPUがXeon 7500シリーズとして正式に発表されました。8コア/16スレッド/L3$ 24MBと超豪華ですが、さらにRAS(Reliability/Availability/Serviceability、信頼性、可用性、保守性)に関する機能が大量に導入されています。目玉となるのは、MCA Recovery、すなわちCPU単体では修復不能なエラーが出た場合、それをOSやVMMに通知する機能です。OSやVMMエラーの回復ができれば、それがCPUに通知され、シャットダウンせずに動作を続けられます。これだけRASが強化されると、Xeon 7500でミッションクリティカルなシステムを作るのも十分に可能になりますね。

実は今日、Xeon 7500の発表会に行ってきたのですが、発表会のタイトルが「インテル インテリジェント・サーバー・デイ」で、Xeon 7500だけでなく、今年発表されたItanium 9300/Xeon 5600/Xeon C5500/C3500も紹介するものでした。鯖用ラインナップ全体を紹介するという意気込みだったのでしょうけれど、どうもミッションクリティカルなシステムで使えるCPUとして、Xeon 7500とItanium 9300があるんだなあということをあらためて実感した参加者が多かった気がします。その結果、プレスにItaniumはもういらねんじゃね? という雰囲気が蔓延してしまい、質問もそれっぽいのばっかりでした。

もちろんインテルはItaniumに関しても、引き続きやる気満々で、Itanium 9300=Tukwila以降も、Poulson, Kittson(これは名前が悪いよねw きっと損てw)... とロードマップが公開されています。ですが「Itaniumいらねんじゃね?」というプレスからの質問に対する回答が「Itanium搭載製品を出しているメーカーもたくさんあるので、引き続きItaniumは新しい製品を出し続ける」というものであることが気になりました。

すなわちミッションクリティカルシステムの領域で、今後も「RASを向上させ、性能を向上させ、さらに電力効率も上げるためには、IPF(Itanium Processor Family)は必須なのだ!」という積極的な意志が見えないのです。どちらかというと「使ってくれてるお客さんがいるから、開発を止められないんだよね」というイメージ。これすなわち、Itaniumって一度も主流になることなく、すでにレガシーな製品になってしまったってことじゃないでしょうか。

現在、Itaniumに強くコミットしている鯖ベンダーはHPだけです。元々Itaniumのアーキテクチャーを始めたのがHPですからね。NECや富士通などはメインフレームなどの大型機にItaniumを使ったりしていますが、この辺の用途も今後大きく伸びたりはしないでしょう。それどころか、富士通はハイエンド鯖のPRIMEQUESTで、 Itaniumを止めて、Xeon 7500に全面移行する みたいです。

Xeon 7500シリーズは、ありとあらゆる意味で最強のx86 CPUであり、かつてないほどのRAS機能も備えました。その結果、どうもItanium系列にトドメをさしてしまったような気がしてなりません。

正直、Poulsonは登場するかもしれないけれど、きっと損はvaporwareに終わるんじゃないか、そんな妄想をしています。そのうちXeonはIA-64のコード実行用のコアを搭載したり、そこまでいかなくてもx86コアでIA-64のコードをエミュレートして実行するようになるかもしれません。まあ妄想ですけどねw


関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://oretoday.blog10.fc2.com/tb.php/462-a83dc5b4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック