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TSUBAME 2.0の説明会に行ってきた
TSUBAME 2.0といえば、先日発表された TOP500 で第4位、 Green500 では第2位に位置するスーパーコンピューターです。すでに11月から実稼働しているのですが、12月2日に披露式が開催され、それに先駆けて行なわれた記者説明会に参加してきました。

これまでに発表されていた資料を眺めたりすることで、ある程度理解していたつもりだったけど、TOP500/Green500の両方でトップクラスにいることがどれだけ凄いことなのかが、あらためて感じられました。Green500の上位にはプロトタイプのスーパーコンピューターが多く含まれており、絶対性能もそれほど高いものはありません。1.192PFLOPSという世界トップクラスの性能を実現して実運用中のTSUBAME 2.0が、それらに伍して2位に入ったというのは、やっぱり凄いです。現状でTSUBAME 2.0は、Greenest :-D なPFLOPSクラスのスーパーコンピューターと言えますね。

スーパーコンピューターの世界では、「もうこれ以上の性能は必要ない」ということはありません。2011~2012年には、10~20PFLOPSクラス(日本の「京」も含めて)のスーパーコンピューターが稼働すると予想されてます。さらにその先、米欧中あたりは1EFLOPS = 1000PFLOPSを目指した研究を行なっているそうです。日本は当面、京の開発に全力を尽くしている状況でしょうが、政治家の連中にはまだその先があることを理解してほしいものです(上から目線w)。

1EFLOPSを実現するにあたっての最大の課題は、電力だそうです。TSUBAME 2.0が1.192PFLOPS/1243.8kW=958.35MFLOPS/W, だいたい1GFLOPS/Wです。これで1EFLOPSを実現するとなると、消費電力は1GW = 1000MW = 1ジゴワットw で、とても㍉。1EFLOPSのスーパーコンピューターの消費電力は、現実的な値として20~30MWが想定されており、現在のGreenestスーパーコンピューターであるTSUBAME 2.0比で約30~50倍も消費電力あたりの性能を向上させる必要があります。すげーチャレンジですね。

現在のPFLOPSクラスのスーパーコンピューターは、いろいろなアーキテクチャがありますが、EFLOPSクラスを実現できるものとなると、いわゆる「メニーコア」の一択になるようです。すなわち、小さくてアクセラレーター的なコアたくさんと、シングルスレッドを高速に実行できる大きなコアが少しの組み合わせです。してみると、Cellってずいぶんと時代を先取りしていたんだなあ...

何年後かは分かりませんが、いつかEFLOPSクラスのスーパーコンピューターが実現するとき、日本がそれに関わっていることを願ってやみません。


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