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intelのエクサスケール説明会に行った
金曜日に、intelが開催した『エクサスケールの障壁を解消する技術革新」という説明会に行ってきました。intel本社のシニアフェローが来日して、お話を聞かせてくれるというもの。大筋では目新しいことはありませんが、個別の話では興味深い点がいくつかありました。

EFLOPS(10の18乗FLOPS)クラスのスーパーコンピューターを実現するための最大の課題は、やはり消費電力。現状、PFLOPSを実現するための消費電力が、だいたい数MW(メガワット)オーダーです。これをこのままEFLOPSにスケールすると、1EFLOPSを達成するためには、GW(ギガワット)の電力が必要になり、事実上不可能です。intelでは、1EFLOPSを実現するための現実的な消費電力として、10MWあたりを想定しているみたい。

現在稼働中のPFLOPSクラスのスーパーコンピューターのうち、最も電力効率の良いのが東工大の TSUBAME 2.0 で、大雑把に1GFLOPS/Wくらいです。10MWで1EFLOPSというと、ここからさらに100倍も電力効率を上げるということになりますね。去年TSUBAME 2.0の取材をした際に聞いた話では、1EFLOPSのスーパーコンピューターの現実的な消費電力を20~30MWと見積もっていました。intelの10MWという目標は、よりアグレッシブですね。

intelの偉い人によれば、これから先は計算よりもデータの移動にコスト(電力消費)がかかるということのようです。なるべくデータを移動させないようなアルゴリズムも必要になってくるのかも。ハードウェアとソフトウェアは、今まで以上に緊密になり、お互いに必要な情報をやり取りして、最適な手法を選び出すような、自律的なシステムになっていくというような話でした。

前述のTSUBAME 2.0もそうですが、今日のスーパーコンピューターのノードは、Xeon(Nehalem/Westmere)とNVIDIA製のGPGPUを組み合わせるのが定番です。演算性能の多くの部分を、GPGPUが担っています。今後EFLOPSクラスを目指していくと、GPGPUをより進化させたような高効率のアクセラレーターと、シングルスレッドを高速に実行できる大きなコアといった組み合わせになっていくみたいです。その際に、大きなコアにXeonを使う必然性はなく、それこそARM+アクセラレーターのような組み合わせが出てくるかもしれません。intelはGPGPUを持っていませんから、スーパーコンピューター市場でのシェアを減らさないためにもいろいろと考える必要があるのかも…


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TSUBAME 2.0の説明会に行ってきた



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