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どうしたら「出版大崩壊」しないで済むか?
出版大崩壊 (文春新書)出版大崩壊 (文春新書)
(2011/03/17)
山田 順



昨日のエントリー 【書評】出版大崩壊 電子書籍の罠 には、あまり俺自身の考えを書けなかったので、続きを。昨日のエントリーと合わせて読んでいただけると幸いです。


【関連記事】
【書評】出版大崩壊 電子書籍の罠


この本が描く未来のネットは、大量のゴミコンテンツに埋もれる優良なコンテンツというイメージです。その優良なコンテンツにユーザーがたどり着く方法がなく、クリエイターは喰っていけなくなる。そんな感じの未来が描かれています。ただ俺は、このことについてはわりと楽観視しています。今でも「キュレーター」を名乗る方々が現れているし、ソーシャルフィルタリングの力を信用してよいんじゃないかと思っています。

より本質的な問題は、やっぱ「どうやってビジネス化していくか」のほうでしょう。正直言って、出版社が喰えなくなるのは、別に構わないと思うんですよw 問題はクリエイターさんたちに報酬が届かなくなることです。今、紙の商品として流通しているコンテンツが、将来は電子化されて、ネット上で「電子書籍」として見られるようになります。現状では、ユーザーの手元にデータをダウンロードしての閲覧が一般的だけど、利便性と通信コストの低下を考慮したら、この先はクラウド上にあるデータを見るようになるでしょう。

その時、電子書籍と、Webのコンテンツは本質的な差はなくなります。PCやタブレットやスマートフォンを使って同じように閲覧できるコンテンツなのに、かたや電子書籍、かたやWebのコンテンツって区別するのはナンセンスだし。そしてWebのコンテンツは、ごく一部の例外を除いて、タダで見られるのが当たり前になっています。こうなると、電子書籍を「購入してもらう』ビジネスって、成り立たないと思います。これは結局のところ、ネットに「有料の壁」を作ることでしかありません。今のところ、有料の壁を作る試みはほとんど失敗しています。

もう解決策は、「購読モデル」に替えて「おひねりモデル」を導入するくらいしか思いつきませんw 確実なマイクロペイメントの仕組みをネットに統合して、少額ずつでも支払ってもらう感じ。[いいね!]ボタンの横に、[1ドル]ボタンとか[10セント]ボタンでも良いから設置しといて、それをクリシクしたら、クリエイターにお金が払われるような仕組み。

場合によっては独立したボタンじゃなくて、次のページに進むためのリンクに[1ドル]ボタンが組み込まれてても良いと思います。もちろん、だましうちで小金を掠め取るのは感じ悪いから、ちゃんと「このリンクをクリシクすると課金されますから」ってのは書いておくとか。仮にこの仕組みというかインフラができたら、きっとFirefoxの最新版が「このリンクは有料ですけど、いいの?」って質問してくるようになりますよw

おひねりモデルだと、必ずフリーライダー問題が出てきます。まあそれはもうしょうがないかなあと。まったくおひねりボタンを押さないユーザーは、帯域制限するとかかなあ。

てな具合で、電子書籍と既存の有料Webコンテンツを統合したような課金の仕組みができればいいなあと妄想しています。もちろん、そう簡単にはいかないとは思います。例えば、今でもたくさんある他人のブログを丸パクしている連中をどうするかとか。

出版社は大変かもしんないけど、テクノロジーによって広く薄く集めたお金をクリエイターに届ける仕組みができれば、出版大崩壊まではいかないんじゃないかなあ、というのが俺の予想。俺は、基本的に楽観主義なのでw



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