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IBMのBlue Waters開発中止だって
9日辺りからTwitterで流れていましたが、IBMとNCSA(National Center of Super computing Applications)が組んでやってたスーパーコンピュータープロジェクト、Blue Waters中止になった みたいです! 理由は、当初の想定よりも複雑でコストがかかり過ぎるため、だとか。IBMはすでに受け取っている資金も返還するそうです。

Blue Watersは10PFLOPSクラスを目指していたスーパーコンピューターで、PERCS(Productive, Easy-to-use, Reliable Computing System)というシステムを採用した最初の1台となる予定でした。PERCSは、POWER7などのIBMのハードウェア/ソフトウェア技術を注ぎ込んだかなり野心的なものです。Blue Watersが中止になってしまったということは、野心的過ぎたのでしょうか。これでPERCS自体がオワコンというわけではないでしょうど、つまづき感はありますね。

Blue Watersはタイミングや性能の面で、日本の「京」のライヴァルと目されていました。Blue Watersは2011年7月には完成と聞いていたのですが、少し遅れているという話もありました。これは俺の妄想ですが、「京」が全ノードが揃ってない状態で TOP500 に参加したのは、「京」が完成するのを待っていたら、登場がBlue Watersとかぶってしまい1位をとれないかもしれないから、という理由があったのではないかと思っています。それでも「京」は、8PFLOPS(Linpack)以上を出してトップになったのですから、素晴らしいことです。

トップクラスのスーパーコンピューターを設計・開発できるベンダーは、それほど多くありません。間違いなくIBMは、そのうちの1社です。IBMの凄いところは、PERCSがうまくいかなくてももう一つ別のスーパーコンピューターシステムを手がけているところです。それが、Blue Gene/Qというやつです。かつて地球シミュレータの次に、TOP500の1位になったスーパーコンピューターはBlue Gene/Lというシステムが基になっていました。Blue Gene/Qはその流れを汲むものというわけですね。Blue Gene/Qを採用したシステムとしては、LLNL(Lawrence Livermore National Laboratory)のSequoiaがあります。Sequoiaは2012年完成予定で、20PFLOPSクラスが目標だそうです。

2つのまったく異なるアーキテクチャでスーパーコンピューターを開発できるなんて、IBMパネーですよ、ええ。


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