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TOP500 Jun. 2012版きたッ!
例によって年に2回のTOP500が更新され、Jun. 2012版 が発表になりました。前回(Nov. 2011)は前々回(Jun. 2011)から上位10システムが不変という動きの少ないランキングでしたが、今回は大きく順位が変動したみたいです。上位10システムのうち、6つが新登場ですね。

前回、京が世界で初めて10PFLOPSの大台に乗ってトップになりましたが、残念ながら今回は2位。替わってトップになったのはLLNLのSequoiaで、16.3PFLOPSだそうです。アメリカは2010年の6月以来、2年ぶりにトップに返り咲きました。Sequoiaは計算性能もさることながら、消費電力の低さでも注目かもしれません。京の約1.5倍の性能を、2/3くらいの消費電力で実現しています。

TOP500のデータを元に計算すると、電力効率が高いと言われていた京やTSUBAME 2.0が、1ワット当たり0.83~0.85GFLOPSくらいになります。これに対してSequoiaは、2.1GFLOPS/Wくらい。倍以上ですね。これは凄い。もち消費電力については、システムによって計測の方法も異なるので、単純に比較はできないと思いますが。

Sequoiaに使われているのは、IBMのBlueGene/Qというプロセッサーです。日本語の資料としては、このマイナビの記事 が相当に詳しいです。BlueGene/Qのプロセッサーは、組込用のコアをベースにした計算コアを18個、2次キャッシュ32MB、メモリーコントローラーと各種I/Oを集積したものです。実際に計算に使用するコアは18個のうち16個で、残り1個をI/Oや通信処理に利用します。17個しか使わないのは、歩留まり向上のためですね。Cell/B.E.が、8個あるSPE(Synergistic Processor Element)のうち7個しか使わないのと同じ発想です。コアごとに4個の倍精度浮動小数点積和演算を実行するSIMDユニットを備え、比較的低い電圧をかけて1.6GHzで動作させています。1クロックごとに4つの積和演算=8つの演算を実行できるので、ピークの演算性能は、

1.6GHz x 16(core) x 8 = 204.8GFLOPS

てことですね。このコアを合計98304個! 集積して、論理性能では20PFLOPS、実効性能で16.3PFLOPSという性能を実現したというわけです。何かもうすげーとしか言いようがないす (;´∀`)

Sequoia以外にも、BlueGene/Qを用いたシステムが3, 7, 8位に入っています。上位10システムのうち、4システムがBlueGene/Qということに。上位のシステムのアーキテクチャーが、これほど集中するのは珍しいんじゃないすかね。これはBlueGene/Qが、消費電力あたりの性能の点で、完全に1世代先に進んだものであるということのなかも。



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2012/06/20(水) 12:56:30 | まとめwoネタ速neo